正答2
解説
正解は2です。
PTB式免荷装具は、膝蓋腱(PTB:patellar tendon bearing)と脛骨内側の顆部などで体重を支える下腿装具です。
体重を膝の下で受け止めるため、それより遠位の下腿・足関節・足部への荷重を減らせます。
【選択肢別解説】
1:× 変形性膝関節症は、PTB式免荷装具の適応ではありません。
体重を受ける膝蓋腱部より近位の膝関節は、免荷されないからです。
変形性膝関節症には、外側楔状足底板や膝装具を用います。
2:○ 変形性足関節症は、PTB式免荷装具の適応です。
膝蓋腱部で体重を支えることで、足関節にかかる荷重を減らし、痛みを和らげます。
下腿骨折の遷延治癒や踵骨骨折なども適応となります。
3:× 腓骨神経麻痺は、PTB式免荷装具の適応ではありません。
腓骨神経麻痺では下垂足が問題となるため、足関節の背屈を補助する短下肢装具を用います。
4:× 脳梗塞後遺症は、PTB式免荷装具の適応ではありません。
片麻痺による尖足や内反に対しては、短下肢装具や長下肢装具を用います。
【ポイント】
免荷装具は、体重を受ける部位より遠位を免荷します。
PTB式は下腿・足関節・足部、坐骨支持式は股関節・大腿・膝関節の免荷に用いると覚えましょう。