正答2
解説
正解は2です。
胸膜の疾患には、胸膜腔に空気がたまる気胸と、胸膜に炎症が起こる胸膜炎があります。
重症度に応じて、安静による経過観察から胸腔ドレナージまで治療を選びます。
【選択肢別解説】
1:× 自然気胸は、背が高くやせた思春期から青年期の男性に多くみられます。
幼児期の男子に多いのではありません。
2:○ 肺のしぼみが軽く、症状も軽い気胸では、安静を保つことで胸膜腔の空気が少しずつ吸収されます。
そのため、呼吸状態を観察しながら自然吸収を待つ保存療法が選ばれます。
3:× 胸膜炎では、深呼吸や咳で強まる胸痛、発熱、咳、呼吸困難などの症状がみられます。
無症状の疾患ではありません。
4:× 小児でも、気胸が高度な場合や胸水・膿がたまった場合には、胸腔穿刺や胸腔ドレナージを行います。
年齢に合わせた説明と固定の工夫をしたうえで実施します。
【ポイント】
気胸の治療は、軽症なら安静と経過観察、中等症以上なら胸腔ドレナージ、再発を繰り返す場合は手術と段階的に選びます。
ドレナージ中は、チューブの屈曲や抜去、呼吸音や皮下気腫を観察します。