正答2
解説
正解は2です。
高齢者は予備力や回復力が低下しており、病気にかかったときの症状や経過が若い人と異なります。
「非定型的」「慢性化しやすい」「合併症が多い」「急変しやすい」が特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 高齢者の症状や経過は非定型的です。
肺炎でも高熱が出ない、心筋梗塞でも胸痛が乏しいなど、典型的な症状が出にくいことがあります。
2:○ 高齢者は組織の修復力や体力が低下しているため、治癒に時間がかかります。
そのため病気が長引き、慢性化しやすくなります。
3:× 高齢者は臓器の予備力が低く、複数の疾患をもつことも多いため、合併症を起こしやすくなります。
安静による廃用症候群なども起こりやすくなります。
4:× 高齢者は予備力が乏しいため、症状が急に悪化することがまれではありません。
わずかな変化も見逃さないよう観察が必要です。
【ポイント】
高齢者の疾病の特徴は「複数の疾患をもつ」「症状が非定型的」「慢性化しやすい」「合併症を起こしやすい」「急変しやすい」「薬の副作用が出やすい」です。
本人の訴えだけでなく、食欲や活気などの普段との違いに注意します。