正答1
解説
正解は1です。
副鼻腔は鼻腔の周りにある空洞で、鼻腔とつながっているため、かぜなどの炎症が広がりやすい部位です。
急性・慢性の副鼻腔炎と副鼻腔がんの特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 急性副鼻腔炎の多くは、かぜ(ウイルス性の上気道炎)に続いて起こります。
鼻腔の炎症で副鼻腔の出口がふさがり、細菌感染が加わって発症します。
2:× 急性副鼻腔炎では、頬部痛や頭痛、前頭部痛などの自発痛を伴うことが多くあります。
膿性の鼻汁や鼻閉もみられます。
3:× 副鼻腔がんの組織型で最も多いのは扁平上皮がんです。
腺がんは多くありません。
4:× 慢性副鼻腔炎の治療は、マクロライド系抗菌薬の少量長期投与や、内視鏡下副鼻腔手術が中心です。
放射線療法はがんに対する治療であり、慢性副鼻腔炎には行いません。
【ポイント】
副鼻腔がんは上顎洞に多く、組織型は扁平上皮がんが中心です。
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)にはマクロライド少量長期療法、という組合せで覚えましょう。