正答2
解説
正解は2です。
肺結核の治療は、複数の抗結核薬を長期間、確実に飲み続けることが基本です。
服薬の中断は治療の失敗と多剤耐性結核の原因になるため、服薬支援が重要になります。
【選択肢別解説】
1:× 1種類の薬だけでは、効かない菌(耐性菌)が生き残って増えてしまいます。
イソニアジド、リファンピシンなど複数の薬を併用します。
2:○ 直接服薬確認療法(DOTS)は、医療者などが患者の服薬を目の前で確認する方法です。
飲み忘れや自己中断を防ぎ、治療を最後までやり遂げるために世界保健機関(WHO)が推奨しています。
3:× ストレプトマイシンの主な副作用は、第8脳神経障害による難聴・耳鳴り・めまいです。
視力低下(視神経炎)はエタンブトールの代表的な副作用です。
4:× 標準治療は1か月ではありません。
初めの2か月に4剤を併用し、その後の4か月に2剤を続ける、合計6か月が基本です。
【ポイント】
抗結核薬の副作用は「ストレプトマイシンは聴覚」「エタンブトールは視覚」「イソニアジドは末梢神経障害」「リファンピシンは尿などの橙赤色化と肝障害」と整理しましょう。