正答2
解説
正解は2です。
廃用症候群は、安静臥床や活動量の低下が続くことで、全身の機能が低下する状態です。
高齢者は短期間の安静でも起こりやすく、その代表的な症状が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 胸痛は廃用症候群の代表的な症状ではありません。
胸痛は、狭心症や心筋梗塞、肺塞栓症などで起こる症状です。
2:○ 筋肉を使わない状態が続くと、筋線維が細くなって筋萎縮が起こります。
安静臥床では、1週間で筋力が10〜15%程度低下するといわれます。
筋萎縮は廃用症候群の代表的な症状です。
3:× 悪心・嘔吐は廃用症候群の代表的な症状ではありません。
悪心・嘔吐は、消化器の疾患や薬の副作用などで起こる症状です。
4:× 活動量が減ると腸の蠕動運動が低下するため、起こりやすいのは下痢ではなく便秘です。
【ポイント】
廃用症候群には、筋萎縮のほか、関節拘縮、骨萎縮、起立性低血圧、褥瘡、深部静脈血栓症、便秘、抑うつなどがあります。
予防の基本は、早期離床と、日常生活のなかで活動を維持することです。