正答1
解説
正解は1です。
細菌性食中毒の型(毒素型と感染型)を区別できるかを問う問題です。
毒素型は、食品中で菌がつくった毒素を食べて発症します。
感染型は、食品とともに入った菌が腸で増えて発症します。
【選択肢別解説】
1:○ ボツリヌス菌は毒素型食中毒を起こします。
酸素の少ない缶詰・瓶詰・真空パック食品などの中で、神経毒をつくります。
毒素により眼瞼下垂や嚥下障害、呼吸筋麻痺などの神経症状が出ます。
2:× サルモネラ属は、毒素型ではなく感染型の食中毒を起こします。
鶏卵や食肉が主な原因食品です。
3:× カンピロバクターは、感染型の食中毒を起こします。
加熱不十分な鶏肉が主な原因で、ギラン・バレー症候群を合併することがあります。
4:× 腸炎ビブリオは、感染型の食中毒を起こします。
塩分を好む菌で、夏の魚介類の生食が主な原因です。
【ポイント】
毒素型の代表は、ボツリヌス菌と黄色ブドウ球菌です。
黄色ブドウ球菌の毒素は熱に強く、加熱しても防げない点が頻出です。