正答4
解説
正解は4です。
高齢者の手術の動向と、術後に起こりやすい合併症を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 高齢者の手術例は減少していません。
高齢化と麻酔・手術技術の進歩により、高齢者の手術は増加しています。
2:× 高齢者の術後合併症で頻度が高いのは、消化器合併症ではなく呼吸器合併症です。
呼吸機能や咳をする力が低下しているため、肺炎や無気肺を起こしやすくなります。
3:× 高齢者は術後の安静で筋力低下や関節拘縮が進みやすく、廃用症候群が起こりやすくなります。
そのため、早期離床とリハビリテーションが重要です。
4:○ 高齢者は、手術侵襲、麻酔、痛み、環境の変化などをきっかけに、術後せん妄を起こしやすくなります。
せん妄は一時的な意識障害で、夜間に興奮や見当識障害が強まるのが特徴です。
【ポイント】
高齢者の術後は、呼吸器合併症、せん妄、廃用症候群に特に注意します。
早期離床は、これら3つすべての予防につながります。