正答1
解説
正解は1です。
下垂体前葉から分泌されるホルモンと、それが働きかける標的器官の対応を問う問題です。
前葉ホルモンの多くは、別の内分泌腺に働いてホルモン分泌を促す「刺激ホルモン」です。
【選択肢別解説】
1:○ 成長ホルモンは骨端の骨端軟骨(成長板)に働き、骨の長軸方向の成長を促します。
肝臓でのソマトメジン(IGF-1)産生を介して作用し、小児期の身長の伸びを支えます。
2:× 甲状腺刺激ホルモン(TSH)の標的は副甲状腺ではなく甲状腺です。
副甲状腺ホルモンの分泌は、下垂体ではなく血中カルシウム濃度によって調節されます。
3:× ゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)の標的は乳腺ではなく性腺(卵巣・精巣)です。
卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)がこれにあたります。
4:× プロラクチンの主な標的は卵巣ではなく乳腺です。
プロラクチンは乳腺に働いて乳汁の産生を促します。
【ポイント】
前葉ホルモンは「成長ホルモン・TSH・副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)・FSH・LH・プロラクチン」の6種類です。
乳汁の「産生」は前葉のプロラクチン、「射出」は後葉のオキシトシンと区別して覚えましょう。