正答2
解説
正解は2です。
妊娠中はホルモンの変化と子宮の増大により、母体にさまざまな変化が起こります。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
妊娠初期は大きくなった子宮が、妊娠末期は下降した児頭が膀胱を圧迫します。
そのため頻尿になりやすくなります。
2:○ 妊娠中は下痢ではなく便秘になりやすくなります。
黄体ホルモン(プロゲステロン)が腸の平滑筋をゆるめ、蠕動運動を弱めるためです。
増大した子宮による腸の圧迫や運動不足も便秘の原因になります。
3:× 正しい記述です。
腹部・乳房・大腿部の皮膚が急に引き伸ばされ、真皮の線維が断裂して妊娠線が現れます。
4:× 正しい記述です。
妊娠中はメラニン細胞刺激ホルモンなどの作用で色素沈着が起こります。
顔面にはそばかす様のしみ(妊娠性肝斑)が現れることがあり、乳輪や外陰部、腹部の正中線も黒ずみます。
【ポイント】
妊娠中に起こりやすいマイナートラブルとして、つわり・便秘・頻尿・腰痛・下肢の静脈瘤・こむらがえりを覚えておきましょう。