正答3
解説
正解は3です。
口唇裂・口蓋裂の症状と治療の流れを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 誤った記述です。
口蓋裂では、鼻と口の間をうまく閉じられないため、鼻に抜ける声や構音障害が起こりやすくなります。
手術後も、言語聴覚士による言語治療が必要です。
2:× 誤った記述です。
手術は出生直後ではなく、児の成長を待って計画的に行います。
口唇裂はおおむね生後3か月頃、口蓋裂は言語の発達を考えて1歳から1歳6か月頃に行うのが一般的です。
3:○ 正しい記述です。
治療の中心は、口唇形成術や口蓋形成術などの形成外科的手術です。
歯科矯正や言語治療と組み合わせ、成長に合わせたチーム医療を行います。
4:× 誤った記述です。
口蓋裂では口と鼻がつながっているため、吸うときに口の中を陰圧にできず、哺乳障害が起こります。
ミルクが鼻に逆流することもあるため、専用の乳首や口蓋床(ホッツ床)を使います。
【ポイント】
口唇裂・口蓋裂の看護は、哺乳の工夫、手術の時期、言語治療の3点が頻出です。
授乳は上体を起こして少量ずつ行い、こまめに排気させます。