骨粗鬆症について、正しい組合せを一つ選べ。
a 閉経後の女性におこりやすい。
b 弱い外力では骨折しない。
c 血清カルシウムやリンの値が低下する。
d 予防には適度な運動が必要である。
正答2
解説
正解は2です。
骨粗鬆症は骨量が減少し、骨の構造がもろくなって骨折しやすくなる病気です。
記述a~dの正誤を判断し、正しい2つの組合せを選びます。
【記述別解説】
a:○ 正しい記述です。
エストロゲンには、骨が壊される骨吸収を抑える働きがあります。
閉経後はエストロゲンが急に減るため、女性に多く発症します。
b:× 誤った記述です。
骨がもろくなっているため、転倒や尻もち程度の弱い外力でも骨折します。
大腿骨頸部骨折や脊椎の圧迫骨折が代表的です。
c:× 誤った記述です。
骨粗鬆症では、血清カルシウムやリンの値は通常は正常範囲にあります。
骨量が減っていても、血中の値は体の調節機構によって保たれます。
d:○ 正しい記述です。
骨に適度な負荷をかける運動は、骨の形成を促し骨量の維持に役立ちます。
カルシウムやビタミンDの摂取、日光浴も予防に有効です。
【選択肢別解説】
1:× bが誤りのため、正しい組合せではありません。
2:○ aとdがともに正しい記述です。
3:× bとcはどちらも誤りです。
4:× cが誤りのため、正しい組合せではありません。
【ポイント】
骨粗鬆症は「閉経後の女性・弱い力での骨折・血液検査はほぼ正常」と覚えます。
転倒の予防も、骨折を防ぐ重要な看護です。