正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
高齢者の転倒は骨折から寝たきりにつながりやすいため、身体面と環境面の両方から予防します。
【選択肢別解説】
1:× 適切な指導です。
夜間は暗く、睡眠薬の影響や寝ぼけもあってふらつきやすくなります。
起床時は起立性低血圧も起こりやすいため、歩行状況に特に注意します。
2:○ 誤った記述です。
転倒を恐れて外出を控えると、活動量が減って筋力やバランス能力が低下し、かえって転倒しやすくなります。
閉じこもりは廃用症候群や認知機能の低下も招きます。
正しくは、杖の使用や歩きやすい靴など、安全に外出する方法を指導して活動を続けられるようにします。
3:× 適切な指導です。
わずかな段差や暗い廊下は、つまずきの大きな原因になります。
段差の解消、手すりの設置、夜間の足元の照明など、生活環境を整えます。
4:× 適切な指導です。
脱げやすいスリッパや丈の長いズボンは、つまずきの原因になります。
かかとのある滑りにくい履物と、裾が足にからまない衣類を選ぶよう指導します。
【ポイント】
転倒予防は「活動を制限する」のではなく、「安全に活動できるようにする」ことが基本です。
筋力やバランスを保つ運動を続けることも、転倒予防に有効です。