正答3
解説
正解は3です。
加齢に伴う皮膚の変化を問う問題です。
高齢者の皮膚は、乾燥しやすく、薄く、感覚が鈍くなるという特徴があります。
【選択肢別解説】
1:× 皮膚の水分保有能(保湿機能)は向上ではなく、低下します。
角質層の水分を保つ成分が減少するため、乾燥してかゆみを生じやすくなります。
2:× 皮膚の感覚は鋭敏ではなく、鈍くなります。
熱さや痛みに気づきにくいため、湯たんぽやカイロによる低温熱傷に注意が必要です。
3:○ 加齢により皮脂腺の働きが低下し、皮脂の分泌が減少します。
皮膚表面を覆う皮脂膜が薄くなるため乾燥しやすく、老人性乾皮症や皮膚掻痒症の原因となります。
4:× 皮膚は厚くなるのではなく、薄くなります。
表皮や真皮が薄くなり弾力も失われるため、わずかな摩擦や圧迫で傷つきやすく、褥瘡や表皮剥離を起こしやすくなります。
【ポイント】
高齢者の皮膚の看護は「保湿・保護・刺激を避ける」が基本です。
入浴時は熱い湯や強い摩擦を避け、皮脂を取りすぎない洗浄剤を使い、入浴後すぐに保湿剤を塗ります。