正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
高齢者の入浴では、血圧の急激な変動(ヒートショック)、転倒、脱水などの危険を防ぐ援助が必要です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な援助です。
暖かい居室から寒い脱衣場や浴室へ移ると、血管が収縮して血圧が急上昇し、脳卒中や心筋梗塞の原因になります。
あらかじめ脱衣場や浴室を暖めて温度差を小さくします。
2:× 適切な援助です。
浴室の床は濡れて滑りやすいため、吸盤付きの滑り止めマットを敷き、つかまれる手すりを設置して転倒を防ぎます。
3:× 適切な援助です。
入浴中は汗で水分が失われ、脱水を起こしやすくなります。
入浴の前後に水分を補給するよう促します。
4:○ 誤った記述です。
入浴は体力を消耗するからこそ、食直後は避けます。
食後は消化のために血液が消化管に集まりますが、入浴で皮膚の血管が広がると血圧が下がりやすく、消化も妨げられます。
正しくは食後1時間程度あけてから入浴します。
【ポイント】
高齢者の入浴は「温度差をなくす・湯温は38〜40℃程度・食直後と空腹時を避ける・前後に水分補給」が基本です。