次の文は、「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」に関する記述である。
適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 栄養素の推定平均必要量とは、当該集団に属するほとんどの人(97 ~ 98%)が充足している量をいう。
B 栄養素の耐容上限量は、生活習慣病の二次予防を目的として設定された。
C 栄養素の目安量は、生活習慣病の一次予防を目的として、日本人が当面の目標とする指標である。
D エネルギーの摂取量及び消費量のバランスの維持を示す指標として、体格(BMI)を採用している。
(組み合わせ)
正答5
解説
正答は選択肢5(A:×/B:×/C:×/D:○)。
Aの誤りは「ほとんどの人(97〜98%)が充足」という定義は推奨量であり、推定平均必要量は「半数(50%)の人が必要量を満たす量」である。
Bの誤りは、耐容上限量は「過剰摂取による健康障害を防ぐ上限」であり、二次予防ではなく過剰摂取リスクの回避が目的。
Cの誤りは、生活習慣病の一次予防を目的とした指標は目標量であり、目安量は「健康な人が十分な量を摂取していると推定される量」である。
Dは正しく、エネルギー摂取と消費のバランス指標としてBMIが採用されている。