正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
解説
1. 問題のテーマ本問は脳性麻痺児へのオーラルコントロール(口腔機能の支援)に関する正しい理解を問うもの。
目的・方法・注意点を理解しておくことがポイント。
2. オーラルコントロールとは口腔周囲の筋の緊張や動きのコントロールを促す支援。
食べる・話すなどの基礎になる口唇・舌・顎の協調運動の発達を助ける。
特に脳性麻痺児では筋緊張のアンバランスや協調性の欠如があるため、日常的な訓練が必要。
3. 不適切な内容(=正解)摂食嚥下指導のときのみ行う(誤り)オーラルコントロールは、食事中だけでなく、遊びや日常の中でも行うことが重要。
「口を動かす感覚」や「リズム感」を育てるには、継続的な訓練が必要。
したがって「摂食嚥下のときのみ」は誤り。
側方から実施するときは、親指は顎の側方、人さし指は上唇の上、中指は下唇の下にあてる(誤り)正しい手の位置は、親指が顎の下、人さし指と中指は唇の上にあてる。
顎の側方から圧を加えると、過剰な緊張や不自然な動きを引き起こす恐れがある。
よってこの記述も誤り。
4. 正しい内容(他の選択肢)口腔周辺の感覚運動機能を促進するために行うオーラルコントロールの基本目的。
感覚を高め、動きの認識を助ける。
下顎・舌・口唇・頬の分離協調運動の促進のために行う口の動きが一体化してしまう子どもに対し、個別の動きを分ける訓練を行う。
発音・摂食・嚥下の基礎になる。
顎の開閉の安定を保つために行う安定した顎の動きは、舌・唇の独立した運動に不可欠。
顎のコントロールが整うことで、食べる・話す動作がスムーズになる。
5. まとめ(重要ポイント)オーラルコントロールは:食事のときだけでなく、日常的に実施する。
正しい手の位置で、安定を支えるように行う。
目的は口腔運動の協調性・感覚運動の発達促進。