正答2
解説
正解は2です。
この問題は関連性が低い組合せを選ぶので、○ が答えです。
言語発達やコミュニケーションの指導法と、その中で用いられる考え方や技法の組合せが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 関連性が高い組合せです。
ICT(情報通信技術)の活用により、写真や動画などで情報を視覚化して示すことができます。
2:○ 関連性が低い組合せです。
インリアルは、大人が子どもに合わせて関わる会話のアプローチです。
SOUL(静かに見守る・よく観察する・深く理解する・耳を傾ける)の姿勢と、ミラリングやパラレルトークなどの言語心理学的技法を用います。
リハーサルは記憶の方略であり、インリアルの技法ではありません。
3:× 関連性が高い組合せです。
PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)では、絵カードの交換を促すためにプロンプト(手助け)を用います。
4:× 関連性が高い組合せです。
拡大・代替コミュニケーション(AAC)は、障害があっても情報にアクセスし伝達できるようにする、アクセシビリティーの考え方と関連します。
5:× 関連性が高い組合せです。
ソーシャルスキル・トレーニングでは、手本を見せて学ばせるモデリングが中心的な技法です。
【ポイント】
インリアルの言語心理学的技法には、ミラリング、モニタリング、パラレルトーク、セルフトーク、リフレクティング、エキスパンション、モデリングがあります。
【用語】
インリアル:子どもの主導に大人が合わせ、やり取りの中で言語とコミュニケーションを育てる指導法である。
PECS:絵カード交換式コミュニケーションシステムの略称で、絵カードを渡して要求を伝える方法である。
拡大・代替コミュニケーション:話し言葉を補ったり代わったりする、さまざまな伝達手段の総称で、AACともいう。
ソーシャルスキル・トレーニング:対人関係に必要な技能を、練習を通して身につける訓練である。
プロンプト:望ましい行動を引き出すための手助けやヒントを指す。
リハーサル:覚えたい内容を繰り返し唱えたり思い浮かべたりして、記憶にとどめる方略である。