正答5
解説
正解は5です。
この問題は適切でない指導・支援を選ぶので、○ が答えです。
自閉スペクトラム症(ASD)の子どもは、見通しのなさに弱く、視覚的な情報の理解が得意な傾向があります。
ひらがなが読めるため、文字による支援も使える事例です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な支援です。
子どもの好きな遊びに大人が合わせ、楽しさを共有することで、人への関心ややり取りが育ちます。
2:× 適切な支援です。
見通しが立たないことに強い不安を感じやすいため、予定の急な変更は避けます。
変更が必要な場合は、事前に伝えます。
3:× 適切な支援です。
要求を相手に伝える遊びを通して、伝達の意図と手段を育てます。
4:× 適切な支援です。
写真や絵などの視覚的な手がかりは、話し言葉より理解しやすいことが多いです。
5:○ 適切でない支援です。
「〜してはだめ」という否定の表現では、代わりに何をすればよいかが伝わりません。
「いすにすわります」のように、望ましい行動を肯定的に具体的に示すのが適切です。
【ポイント】
ASDの子どもへの指示は、肯定的・具体的・視覚的の3つを意識しましょう。
【用語】
自閉スペクトラム症:対人関係の難しさとこだわりの強さを特徴とする、発達障害の一つである。
視覚的ヒント:写真や絵など、目で見てわかる手がかりのことで、言葉より理解しやすい。
見通し:これから何が起こるかを前もってわかっていることを指す。