正答4
解説
正解は4です。
この問題は適切でない指導を選ぶので、○ が答えです。
前言語期は、言葉が出る前の段階です。
指導では、人や物への興味、やり取りの楽しさ、自分から伝えようとする力を育てることを重視します。
【選択肢別解説】
1:× 適切な指導です。
物への注目や探索行動は、物の名前を理解する基礎になります。
2:× 適切な指導です。
努力してできたことをほめると、達成感が生まれ、意欲や関わろうとする気持ちが育ちます。
3:× 適切な指導です。
子どもから人に働きかける自発性は、伝達意図の芽生えにつながります。
4:○ 適切でない指導です。
前言語期の遊びの目的は、動作を正確に模倣させることではありません。
大人とのやり取りを楽しみ、注意を共有する経験を積むことを重視します。
5:× 適切な指導です。
自分の行為に大人が応じることに気づくと、行為で相手に働きかけられることを学べます。
これが意図的な伝達の基盤になります。
【ポイント】
前言語期の指導の柱は、共同注意、やり取り(ターンテイキング)、因果関係の理解、伝達意図の育成です。
【用語】
前言語期:言葉を話し始める前の段階で、人や物への興味ややり取りの土台を育てる時期である。
探索行動:物に触れたり動かしたりして、その性質を調べようとする行動である。
共同注意:他者と同じ対象に注意を向け、その注意を相手と共有することを指す。
ターンテイキング:やり取りの中で、相手と交互に順番を取り合うことを指す。
模倣:他者の動作や音声を見聞きして、そのとおりにまねることを指す。