正答4
解説
正解は4です。
この問題は幼児前期(おおむね1歳半〜3歳)の発達として「適切でない」ものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:× ふり遊びは幼児前期にみられます。
1歳半ころから、空のコップで飲むまねなどの象徴的な遊びが現れます。
2:× 格助詞は幼児前期に出現します。
2歳ころから「が」「を」などの助詞を使った2語文や3語文がみられます。
3:× 簡単な質問への言語的応答は幼児前期にみられます。
「これなに」「どこ」などの質問に言葉で答えられるようになります。
4:○ 音韻抽出の発達は幼児前期ではなく幼児後期です。
語の最初の音を取り出すなどの音韻意識は、4〜5歳ころに育ちます。
5:× 平行遊びは幼児前期にみられます。
2〜3歳ころ、他の子のそばで同じような遊びをするが、関わり合わない遊び方です。
【ポイント】
音韻意識はしりとりや仮名文字の習得の土台であり、幼児後期に急速に伸びます。
遊びは、ひとり遊びから平行遊び、連合遊び、協同遊びへと発達します。
【用語】
ふり遊び:物を別の物に見立てて行う遊びで、象徴機能の発達を示すものである。
格助詞:「が」「を」「に」のように、名詞と他の語との関係を示す助詞である。
平行遊び:同じ場所で近くにいる子どもと、それぞれが別々に遊ぶ遊び方である。
音韻抽出:語を構成する音を取り出して意識できる力で、読み書きの土台となる。