正答3
解説
正解は3です。
この問題は記憶障害のリハビリテーションとして「適切でない」ものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:× 自身の障害への認識を促すのは適切です。
障害に気づくことで、メモなどの代償手段を使う意欲につながります。
2:× こまめにメモを取るよう促すのは適切です。
外部記憶補助具を使うことで、生活上の失敗を減らせます。
3:○ 試行錯誤しながら覚えるよう促すのは適切ではありません。
記憶障害があると誤りの経験が残りやすいため、誤りを起こさせない誤りなし学習が勧められます。
4:× スケジュール表を壁に貼るのは適切です。
目につく場所に予定を示す環境調整で、記憶への負担を減らします。
5:× 同じ障害のある人との交流を促すのは適切です。
体験の共有や対処法の情報交換が、心理的な支えになります。
【ポイント】
誤りなし学習は、最初から正しい答えを示して誤反応を防ぐ学習法です。
記憶障害のある人でも保たれやすい潜在記憶を活用する方法といえます。
【用語】
外部記憶補助具:メモやスケジュール表のように、記憶を外から補う道具のことである。
代償手段:失われた機能を、別の機能や道具で補う方法のことである。
誤りなし学習:最初から正しい答えや手がかりを示し、誤りを経験させずに覚えさせる学習法である。