正答3
解説
正解は3です。
知能検査・認知検査ごとに、結果を表す指標や尺度の名前が異なります。
「ワーキングメモリー指標」という名前の指標を持つ検査が問われています。
【選択肢別解説】
1:× DN-CASは、プランニング・注意・同時処理・継次処理の4つの尺度で評価します。
ワーキングメモリー指標はありません。
2:× KABC-Ⅱの認知尺度は、継次・同時・計画・学習の4つです。
ワーキングメモリー指標はありません。
3:○ WISC-Ⅳは、言語理解・知覚推理・ワーキングメモリー・処理速度の4つの指標得点を算出します。
4:× 日本版WPPSI-Ⅲは、全検査IQ・言語性IQ・動作性IQ・処理速度・語い総合得点で評価します。
ワーキングメモリー指標はありません。
5:× 田中ビネー知能検査Ⅴでは、2〜13歳は精神年齢とIQを求めます。
成人では結晶性・流動性・記憶・論理推理の4領域で評価し、ワーキングメモリー指標という名前の指標はありません。
【ポイント】
WISC-Ⅳの4指標は「言語理解・知覚推理・ワーキングメモリー・処理速度」です。
WAIS-Ⅳも同じ4指標で構成されます。
【用語】
ワーキングメモリー:情報を一時的に保ちながら処理する記憶の働きで、計算や会話などに用いられる。
DN-CAS:プランニングや注意、同時処理、継次処理の4つの認知機能を測る検査である。
KABC-Ⅱ:子どもの認知能力と習得度を調べる個別式の検査で、継次処理や同時処理などの尺度をもつ。
WISC-Ⅳ:ウェクスラー式の児童用の知能検査で、4つの指標により知的能力を評価する。
WPPSI-Ⅲ:ウェクスラー式の幼児用の知能検査で、就学前の子どもを対象とする。