正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
心理療法の創始者を問う問題で、日本で生まれた代表的な心理療法が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 弁証法的行動療法は、アメリカのリネハン(Linehan)が境界性パーソナリティ障害に向けて開発した療法です。
2:× 行動活性化療法は、アメリカでレウィンソンらの研究をもとに発展した、うつ病に対する行動療法です。
3:× 能動的空想法(アクティブ・イマジネーション)は、スイスのユング(Jung)が提唱した技法です。
4:○ 森田療法は、精神科医の森田正馬が神経症(森田神経質)に対して確立した療法です。
症状を「あるがまま」に受け入れて、目的に沿った行動をとることを重視します。
5:○ 内観療法は、吉本伊信が浄土真宗の修行法をもとに確立した療法です。
身近な人に「してもらったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」を振り返ります。
【ポイント】
日本で生まれた心理療法として、森田療法・内観療法のほか、成瀬悟策の臨床動作法も覚えておきましょう。
【用語】
森田療法:精神科医の森田正馬が確立した、症状を「あるがまま」に受け入れて行動することを重んじる心理療法である。
内観療法:身近な人との関わりを振り返り、してもらったことなどを見つめ直す日本で生まれた心理療法である。
弁証法的行動療法:感情の調整が難しい人に向けて、受容と変化の技法を組み合わせて用いる認知行動療法の一つである。
行動活性化療法:うつ病に対して、楽しみや達成感の得られる活動を増やして気分の改善をめざす行動療法である。
能動的空想法:心に浮かぶイメージを意識的に追いかけて展開させ、無意識との対話をはかるユング派の技法である。