正答5
解説
正解は5です。
パーソナリティをとらえる代表的な立場として、類型論と特性論の違いが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 学習論は、パーソナリティを経験や学習によって獲得された行動の型としてとらえる立場です。
構成単位の組み合わせで記述する立場ではありません。
2:× 遺伝論は、パーソナリティの形成に遺伝要因を重視する立場で、記述の方法を示すものではありません。
3:× 行動論は、観察可能な行動と環境との関係に注目する立場です。
4:× 類型論は、人をいくつかの典型的なタイプに分けて理解する立場です。
クレッチマーの体格類型やユングの内向型・外向型が代表です。
5:○ 特性論は、一貫して現れる行動傾向(特性)を構成単位とし、その組み合わせと程度で個人を記述します。
オールポートやキャッテル、ビッグファイブがこの立場です。
【ポイント】
類型論は全体像がつかみやすい一方、中間型をとらえにくい欠点があります。
特性論は個人差を量的に細かく記述できる一方、全体像がつかみにくいという対比が頻出です。
【用語】
パーソナリティ:その人らしさをつくる、一貫した行動や考え方の傾向のまとまりである。
特性論:一貫して現れる行動傾向を構成単位とし、その組み合わせと程度で個人を記述する立場である。
類型論:人をいくつかの典型的なタイプに分類して理解しようとする立場である。
遺伝論:パーソナリティの形成には遺伝的な要因が大きく関わるとする立場である。
行動論:観察できる行動と環境との関係に注目して、人の行動をとらえる立場である。