正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っている組み合わせを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
言語発達の障害と、その指導法・支援手段の対応を問うています。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った組み合わせです。
リッカムプログラムは、幼児期の吃音に対する行動療法的な治療法です。
保護者が家庭で、子どもの流暢な発話をほめるなどの声かけを行います。
自閉スペクトラム症の指導法ではありません。
2:× 正しい組み合わせです。
マカトン法は、話し言葉にサイン(動作)やシンボル(絵記号)を組み合わせる言語指導法です。
知的能力障害のある子どもによく用いられます。
3:× 正しい組み合わせです。
トイトークは、おもちゃを使った遊びの中で、大人が子どもに合わせて言葉をかける指導法です。
言葉の理解と表出を促すもので、言語発達の遅れに用いられます。
4:× 正しい組み合わせです。
発達性読み書き障害では、音声読み上げやタブレット端末などのICT(情報通信技術)を使います。
読み書きの困難を補う手段になります。
5:× 正しい組み合わせです。
脳性麻痺では運動障害のため話すことが難しい場合が多くあります。
コミュニケーションボードや意思伝達装置などのAAC(拡大・代替コミュニケーション)を用います。
【ポイント】
自閉スペクトラム症にはTEACCHやPECS、吃音にはリッカムプログラムが代表的な指導法です。
【用語】
リッカムプログラム:幼児の吃音に対して、保護者が主体となって行う行動療法的な指導法である。
マカトン法:話し言葉にサインやシンボルを組み合わせて提示する言語指導法で、知的障害のある子どもなどに用いられる。
トイトーク:おもちゃを使った遊びの中で、大人が子どもに合わせて言葉をかけ、言語発達を促す指導法である。
ICT:情報通信技術のことで、読み書きの困難を補う支援機器の活用などに用いられる。
AAC:拡大・代替コミュニケーションのことで、話し言葉に代わる手段で意思伝達を補う方法である。