正答5
解説
正解は5です。
この問題は指導として適切でないものを選ぶので、○ が答え(適切でない指導)です。
特殊音節(拗音・促音・長音・撥音)は、文字と音のまとまり(拍)の対応がわかりにくく、読み書きでつまずきやすい部分です。
指導では、音の仕組みを目で見たり体で感じたりできるようにして教えます。
【選択肢別解説】
1:× 適切な指導です。
拍を丸や三角などの記号で表すと、特殊音節の音の仕組みを目で確かめられます。
2:× 適切な指導です。
手をたたく、体を動かすなど、拍の数や長さを動作と結びつけると覚えやすくなります。
3:× 適切な指導です。
「きって(切手)」と「きて(来て)」のように、特殊音節の有無で意味が変わることを手がかりにします。
4:× 適切な指導です。
単語を拍ごとに区切って言わせる練習は、音を意識する力(音韻意識)を高める基礎になります。
5:○ 適切でない指導です。
フォニックスは、英語のつづりと発音の規則を教える方法です。
仮名の文字と拍の対応は英語のつづりとは仕組みが違うため、仮名の特殊音節の指導には用いません。
【ポイント】
特殊音節の指導では、「見える化」「動作化」「意味の手がかり」を組み合わせた多感覚的な指導が効果的です。
【用語】
特殊音節:拗音・促音・長音・撥音など、仮名1文字と1拍が単純に対応しない日本語の音節である。
フォニックス:英語のつづりと発音の対応規則を教えて、読み書きを習得させる指導法である。
分解練習:単語を拍ごとに区切って言い、語を作っている音の構造に気づかせる練習である。
音韻意識:語を構成する音の単位に気づき、それを分解したり操作したりできる力である。