正解を2つ選んでください。
正答1・2
解説
正解は1と2です。
この問題は発達スクリーニングに適さないものを選ぶので、○ が答え(適さない検査)です。
発達スクリーニング検査は、多くの乳幼児の中から発達の遅れが疑われる子どもを短時間で見つけ出すための検査です。
【選択肢別解説】
1:○ CARS(小児自閉症評定尺度)は、自閉症の有無と程度を評定する尺度です。
自閉症が疑われる子どもに使う検査で、乳幼児の発達全般を広く調べるスクリーニングには向きません。
2:○ <S-S法>言語発達遅滞検査は、言語発達の遅れがある子どもの言語の段階を詳しく評価する検査です。
記号形式-指示内容関係、基礎的プロセス、コミュニケーション態度の3側面をみるもので、発達全般のスクリーニングではありません。
3:× 遠城寺式乳幼児分析的発達検査法は、運動・社会性・言語の領域で発達をみる検査です。
短時間で実施でき、スクリーニングに用いられます。
4:× KIDS乳幼児発達スケールは、保護者など子どもをよく知る人が質問紙に答える形式の発達検査です。
短時間で実施でき、スクリーニングに適しています。
5:× DENVERⅡ(デンバー発達判定法)は、発達の遅れの可能性がある子どもを見つけるためのスクリーニング検査です。
個人-社会、微細運動-適応、言語、粗大運動の4領域で判定します。
【ポイント】
スクリーニング検査は「広く浅く」、特定の障害を調べる検査は「狭く深く」と整理しましょう。
【用語】
新装版CARS小児自閉症評定尺度:自閉症の症状を行動観察により評価し、程度を判定する評定尺度である。
<S-S法>言語発達遅滞検査:言語発達の遅れが疑われる子どもの言語記号の理解や表現を評価する検査である。
遠城寺式乳幼児分析的発達検査法:運動・社会性・言語の各領域から乳幼児の発達を簡便に評価する検査である。
KIDS乳幼児発達スケール:保護者の回答をもとに乳幼児の発達を領域別に評価する質問式の発達検査である。
DENVERⅡデンバー発達判定法:乳幼児の発達の遅れをスクリーニングするために用いる、世界的に普及した発達検査である。