正答4
解説
コルサコフ症候群
主にアルコールの多飲に伴うビタミンB1欠乏によって生じるウェルニッケ脳症の後遺症として発症する認知症です。
長期にわたるアルコールの大量摂取は、アルコール性肝炎や肝硬変、慢性膵炎などをひき起こす。
また、大量飲酒者は栄養摂取に偏りがある上、アルコールによって消化管からのビタミンB1吸収が阻害される。
さらに、アルコール分解のためにビタミンB1が消費されるため、ビタミンB1欠乏症に陥りやすくなる。
コルサコフ症候群は、記銘力障害や健忘、見当識障害、作話などを特徴としている。
なお、ビタミンB1は、体内において糖質をエネルギーに変換する代謝などに重要な役割を果たしている。
その長期的不足は、中枢神経や末梢神経の機能、筋肉の働きにもダメージをもたらす。