正答2
解説
正解は2です。
短期記憶に入った情報は、何もしなければ短時間で失われますが、心の中で繰り返すことで保持できます。
【選択肢別解説】
1:× チャンクは、情報をまとまりとして扱う単位のことです。
電話番号を3〜4桁ずつに区切るとまとまりの数が減り、短期記憶に収まりやすくなります。
2:○ リハーサルは、短期記憶の情報を頭の中や声に出して繰り返すことです。
単純な繰り返しは維持リハーサル、意味づけしながら覚えるのは精緻化リハーサルと呼ばれます。
精緻化リハーサルは、長期記憶への転送を助けます。
3:× スキーマは、経験から作られた知識の枠組みです。
新しい情報の理解や記憶を方向づけますが、反復のことではありません。
4:× プライミングは、先に受けた刺激が、後の刺激の処理を促進する現象です。
本人が意識していなくても起こります。
5:× 復号化は、記憶された情報を取り出して元の形に戻すことです。
符号化(記銘)・貯蔵(保持)に続く、検索の段階に関わる用語です。
【ポイント】
短期記憶の容量はミラーの「7±2チャンク」で、保持はリハーサルによって延長されると覚えましょう。
【用語】
短期記憶:数秒から数十秒ほどしか保持できず、容量に限りがある記憶である。
チャンク:記憶するときに情報をひとまとめにして扱う、意味のあるまとまりの単位である。
リハーサル:覚えたい情報を心の中や声に出して繰り返し、記憶に保持する働きである。
スキーマ:過去の経験から作られた、物事を理解するための知識のまとまりや枠組みである。
プライミング:先に受けた刺激が、後の刺激の処理を無意識のうちに促進する現象である。