正答4
解説
正解は4です。
この問題は適さないものを選ぶので、○ が答え(4歳児に実施できない検査)です。
検査にはそれぞれ適用年齢があり、対象年齢から外れる検査は実施できません。
【選択肢別解説】
1:× PEP-3(自閉児・発達障害児教育診断検査)は4歳児に実施できます。
自閉スペクトラム症などの幼児の発達とその特徴を評価する検査です。
2:× KABC-Ⅱは4歳児に実施できます。
適用年齢は2歳6か月から18歳11か月で、認知処理能力と習得度を評価します。
3:× DENVER Ⅱ(デンバー発達判定法)は4歳児に実施できます。
0歳から6歳までの子どもの発達をスクリーニングする検査です。
4:○ WISC-Ⅳは4歳児には適しません。
適用年齢は5歳0か月から16歳11か月で、4歳児には幼児用のWPPSIを用います。
5:× 田中ビネー知能検査Ⅴは4歳児に実施できます。
適用年齢は2歳から成人までです。
【ポイント】
ウェクスラー式知能検査は、幼児用のWPPSI、児童用のWISC、成人用のWAISと年齢で使い分けます。
適用年齢は検査選択の基本として頻出です。
【用語】
PEP-3:自閉児・発達障害児教育診断検査の略で、発達の特徴や得意不得意を把握する検査である。
KABC-Ⅱ:カウフマン式の児童用アセスメントバッテリーの第2版で、認知処理能力と習得度の両面から能力を評価する。
DENVER Ⅱ:デンバー発達判定法のことで、幼い子どもの発達の遅れをスクリーニングする検査である。
WISC-Ⅳ:ウェクスラー児童用知能検査の第4版で、複数の指標から知的な能力を評価する。
田中ビネー知能検査Ⅴ:幼児から成人までを対象とした、個別式の知能検査である。
WPPSI:ウェクスラー幼児用知能検査のことで、就学前の幼児を対象とする知能検査である。