正解を3つ選んでください。
正答1・4・5
解説
正解は1と4と5です。
遊戯療法は、言葉で十分に表現できない子どもに対して、遊びを通して心の問題に働きかける心理療法です。
アクスラインは、子ども中心の遊戯療法の基本原理として、受容、許容的な雰囲気、子どもへの信頼と責任、治療を急がないことなどを示しました。
【選択肢別解説】
1:○ 記述は正しいです。
アクスラインの原理では、子どもは自分の問題を解決する力をもち、選択して変わっていく責任は子ども自身にあるとされます。
2:× 子どもの会話や行動を具体的に指示することはしません。
遊戯療法では治療者は指示をせず、子どもが主導し、治療者はそれに従います。
3:× 否定的な感情を表出させないのではなく、表出できるようにします。
安心できる関係の中で、怒りや不安などの感情を表現させ、治療者はそれを受け止めて伝え返します。
4:○ 記述は正しいです。
治療者との安定した信頼関係を基礎として、子どもの自己理解や認知的な成長を支援します。
5:○ 記述は正しいです。
治療は段階的に進むものであり、治療者は治療の進行を急がないことが原理の1つです。
【ポイント】
遊戯療法は非指示的・受容的な態度が基本です。
ただし、子どもや治療者自身を傷つける行動など、必要な制限は設けます。
【用語】
遊戯療法:遊びを通して子どもの心の問題に働きかける心理療法である。
アクスライン:子ども中心の遊戯療法の基本原理をまとめたことで知られる心理療法家である。
受容:相手の言動や感情を、評価や批判を加えずにそのまま受け止めることを指す。
非指示的:治療者が方向を指示せず、相手の自発的な動きを尊重して進めるやり方を指す。