正答2
解説
正解は2です。
投影法は、あいまいな刺激への自由な反応から、本人の内面を読み取る性格検査です。
この問題は投影法でないものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:× P-Fスタディ(絵画欲求不満テスト)は投影法です。
欲求不満場面の漫画に台詞を書き込ませ、攻撃の方向や型を評価します。
2:○ YG性格検査(矢田部ギルフォード性格検査)は投影法ではなく質問紙法です。
120の質問に「はい・いいえ・どちらでもない」で答え、12の性格特性を測ります。
3:× ロールシャッハ・テストは投影法です。
インクのしみの図版が何に見えるかを答えさせ、知覚や思考の特徴を分析します。
4:× 主題統覚検査(TAT)は投影法です。
人物が描かれた図版を見せて物語を作らせ、欲求や対人関係の特徴を読み取ります。
5:× 文章完成法テスト(SCT)は投影法です。
「私の父は」のような書き出しに続く文章を自由に完成させます。
【ポイント】
性格検査は、質問紙法(YG、MMPI、エゴグラムなど)、投影法、作業検査法(内田クレペリン精神検査)に分けて覚えます。
質問紙法は実施と採点が簡単ですが、回答を意図的に操作されやすい欠点があります。
【用語】
投影法:あいまいな刺激への反応から、被検者の人格の特徴を読み取る心理検査の方法である。
YG性格検査:質問紙に答えさせて性格の特徴を調べる、矢田部ギルフォード性格検査である。
ロールシャッハ・テスト:インクのしみのような図版を見せて、見えたものを答えさせる投影法の検査である。
主題統覚検査(TAT):場面が描かれた絵から物語を作らせ、人格の特徴をみる投影法の検査である。
P-Fスタディ:欲求不満の場面を描いた絵に台詞を書き込ませる投影法で、絵画欲求不満テストともいう。
文章完成法テスト:書きかけの文の続きを自由に書かせる投影法の検査で、SCTと略される。