正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
乳児は言葉で答えたり、指示に従ったりすることができません。
そのため、乳児の研究では行動を観察して心の働きを推測する方法が使われます。
【選択肢別解説】
1:× 内観法は、自分の意識の内容を言葉で報告させる方法です。
言葉で報告できない乳児には使えません。
2:○ 観察法は適しています。
自然な状況や設定した場面での乳児の行動を観察し、記録して分析できます。
3:○ 選好注視法は適しています。
2つの刺激を並べて示し、乳児がどちらを長く見るかで、刺激を区別できているかを調べます。
ファンツが考案しました。
4:× 談話分析法は、会話や発話を分析する方法です。
まだ話せない乳児の研究には向きません。
5:× 自由連想法は、頭に浮かんだことを自由に話させる精神分析の技法です。
乳児には使えません。
【ポイント】
乳児研究の方法には、選好注視法のほかに、慣れの性質を利用した馴化-脱馴化法や、期待違反法があります。
ファンツは、乳児が単純な図形よりも人の顔に似た図形を長く見ることを示しました。
【用語】
選好注視法:2つの刺激を並べて示し、乳児がどちらを長く見るかで区別できているかを調べる方法である。
観察法:対象の行動を見て記録し、そこから心の働きを調べる方法である。
内観法:自分の意識の内容を自分自身で観察し、言葉で報告する方法である。
自由連想法:頭に浮かんだことを自由に話してもらう、精神分析の技法である。
談話分析法:会話や発話のまとまりを対象に、その内容や構造、やりとりの進み方を分析する方法である。