正解を3つ選んでください。
正答1・2・5
解説
正解は1と2と5です。
クライエント中心療法は、ロジャーズが創始した心理療法です。
セラピストに必要な態度として、自己一致、無条件の肯定的配慮、共感的理解の3条件が挙げられます。
【選択肢別解説】
1:○ 正しい記述です。
来談者との関係の中で、自分の感じていることに正直である態度は「自己一致(純粋性)」です。
2:○ 正しい記述です。
来談者を条件を付けずにありのまま受け入れる態度は「無条件の肯定的配慮」です。
3:× 誤りです。
無意識に焦点を当てるのは、フロイトの精神分析療法の考え方です。
4:× 誤りです。
認知の歪みを変えようとするのは、ベックの認知療法など認知行動療法の考え方です。
5:○ 正しい記述です。
来談者の内面の世界を、その人の立場に立って理解しようとする態度は「共感的理解」です。
【ポイント】
クライエント中心療法では、来談者自身に成長する力があると考え、セラピストは指示や解釈をしません。
当初は非指示的療法と呼ばれていました。
【用語】
クライエント中心療法:ロジャーズが創始した、来談者が本来もつ成長する力を信頼する心理療法である。
認知の歪み:物事のとらえ方に偏りがあり、気分の落ち込みなどを招く考え方のくせである。
自己一致:セラピストが自分の感じていることに気づき、偽らずありのままでいる態度で、純粋性ともいう。
無条件の肯定的配慮:来談者を条件を付けずにありのまま受け入れる、セラピストの態度である。
共感的理解:来談者の内面の世界をその人の立場に立って感じ取り、理解しようとする態度である。