正答4
解説
正解は4です。
自閉症スペクトラム障害(ASD)に関する検査を、スクリーニング・診断・支援計画などの目的で区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 誤りです。
AAPEPは青年期・成人期の自閉症の人を対象に、自立に必要な技能を評価して支援計画に生かす検査です。
2:× 誤りです。
ADI-R(自閉症診断面接改訂版)は、保護者への面接でASDの症状を詳しく評価する診断用の検査です。
3:× 誤りです。
ADOS-2(自閉症診断観察検査第2版)は、本人と検査者のやりとりの観察からASDを評価する診断用の検査です。
4:○ 正しい記述です。
M-CHAT(乳幼児期自閉症チェックリスト修正版)は、保護者が回答する質問紙で、1歳6か月頃の幼児のASDのスクリーニングに用います。
5:× 誤りです。
FOSCOMは、子どものコミュニケーションの機能や手段を評価し、支援につなげるための評価法です。
スクリーニングを目的とする検査ではありません。
【ポイント】
M-CHATは1歳6か月児健診などで、共同注意や指さしの有無などからASDの早期発見に用いられます。
ADI-RとADOS-2は、ASD診断の標準的な検査として組で覚えましょう。
【用語】
M-CHAT:乳幼児期自閉症チェックリスト修正版の略で、保護者が答える質問紙により幼児の自閉症傾向を調べる。
ADI-R:自閉症診断面接改訂版の略で、保護者への詳しい面接からASDの症状を評価する検査である。
ADOS-2:自閉症診断観察検査第2版の略で、本人と検査者のやりとりを観察してASDを評価する検査である。
AAPEP:青年期・成人期心理教育診断評価法の略で、自閉症の人の自立に必要な技能を評価して支援に生かす検査である。
FOSCOM:対人コミュニケーション行動観察フォーマットの略で、子どもの対人的なやりとりの行動を観察して評価する方法である。