正答4
解説
中央下方に声帯の前連合があることから、この写真では下方が体の前方にあたる。
写真の最も下方にあるのが喉頭蓋で、嚥下咽頭期には飲食物の気管への侵人を防御するため、声帯を覆うように倒れ込む。
その喉頭蓋を受け止め一緒に防御を固めるのが、この写真では声帯の上方を囲い込むように連なる披裂喉頭蓋ヒダである。
写真の最も上方は咽頭後壁で、咽頭期には輪状咽頭筋が緩み、咽頭後壁と披裂喉頭蓋ヒダの間に食道入口部が開く。
飲食物は左右の梨状陥凹(*印)を通過し食道入口部から食道へと送り込まれる。
なお、梨状陥凹に食物が残留すると、再び喉頭蓋が開いた際に喉頭へ侵入し誤嚥のリスクを高めてしまう。