正答5
解説
正解は5です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(不適切な対応)です。
吃音は、症状の頻度だけでなく、本人が困っている場面や心理的な負担も含めて評価し、支援を考えます。
【選択肢別解説】
1:× 適切な対応です。
本人が困難を感じている電話場面での吃音症状や、そのときの不安や回避を評価することは支援の出発点です。
2:× 適切な対応です。
随意吃は、わざと軽くどもってみせる練習です。
吃音への恐れや回避を減らし、楽にどもる方法を身につけるのに役立ちます。
3:× 適切な対応です。
セルフヘルプグループで同じ悩みを持つ人と交流することは、吃音の受け止め方や対処法を学ぶ助けになります。
4:× 適切な対応です。
職場の理解と協力が得られると、電話応対の負担を減らすなどの環境調整ができ、本人の不安も軽くなります。
5:○ 適切でない対応です。
自由会話で症状が目立たなくても、電話のような特定の場面で困難があれば、生活上の支障があり支援の対象になります。
【ポイント】
成人の吃音では、症状を隠そうとする工夫で表面上は流暢に見えることがあります。
吃音の評価では、場面による違いや回避行動、心理面の負担を必ず確認しましょう。
【用語】
吃音:音の繰り返しや引き伸ばし、ことばの詰まりなどによって、流暢に話せなくなる状態である。
随意吃:わざと吃ってみせる技法で、吃音への恐れを減らすのに使われる。
セルフヘルプグループ:同じ悩みをもつ人たちが集まり、互いに支え合う自助の集まりである。