正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(不適切な支援)です。
注意欠如・多動症(ADHD)の学童への支援の考え方を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な支援です。
叱られることが多く自己評価が下がりやすいため、できたことをすぐに褒めて望ましい行動を強化します。
2:× 適切な支援です。
同じ悩みを持つ親同士が話し合う場は、保護者の孤立を防ぎ、子どもへの関わり方を学ぶ機会になります。
3:○ 不適切な支援です。
ADHDの困難の多くは行動面から生じるため、行動への支援は欠かせません。
学習支援を行動支援より優先するという考え方は誤りで、両者を並行して行います。
4:× 適切な支援です。
応用行動分析に基づき、行動の前後の状況を整え、望ましい行動を強化する方法はADHDの支援の基本です。
5:× 適切な支援です。
対人関係のつまずきが多いため、ソーシャルスキルトレーニングで具体的な対人行動を学びます。
【ポイント】
ADHDの支援では、環境調整、行動療法的な関わり、ペアレントトレーニング、必要に応じた薬物療法を組み合わせます。
高学年では、自己評価の低下や二次障害の予防も重要です。
【用語】
応用行動分析:行動の原因を環境との関係から分析し、行動を変える支援を行う理論である。
ソーシャルスキル:他人との関係を円滑にするために必要な、対人行動の技術を指す。
ペアレントトレーニング:保護者が子どもの行動への適切な関わり方を学ぶ、行動理論に基づくプログラムである。