正答3
解説
正解は3です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(不適切な課題)です。
ことばの理解がまだできない子どもには、場面や身振りの手がかりがある中で指示に応じる課題から始めます。
【選択肢別解説】
1:× 適切な課題です。
脱いだ靴を靴箱にしまうことは毎日繰り返す行動なので、場面の手がかりから指示を理解しやすい課題です。
2:× 適切な課題です。
大人が手を差し出す身振りがあるため、ことばだけに頼らず「ちょうだい」の意味がわかります。
3:○ 不適切な課題です。
複数の果物のカードから「リンゴ」を選ぶには、ことばだけで物の名前を理解し、絵が実物を表すことも理解している必要があります。
ことばの理解ができない子どもには難しすぎる課題です。
4:× 適切な課題です。
拍手やバンザイの身振りの模倣は、ことばの前段階のやりとりの力を育てます。
5:× 適切な課題です。
食べ終わったら皿を置くという生活の流れに沿った行動なので、場面の手がかりから理解できます。
【ポイント】
ことばの理解は、場面に依存した理解から、身振りの理解、そしてことばだけの理解へと進みます。
子どもの段階に合わせて、手がかりの多い課題から始めることが原則です。
【用語】
1歳6ヶ月健康診査:市町村が1歳6か月の子どもに行う、母子保健法に基づく健康診査である。
事後指導:健康診査で支援が必要とされた子どもや保護者に、後日行う指導や支援である。