正答1
解説
正解は1です。
この問題は優先順位の低いものを選ぶので、○ が答え(最も優先度が低い事項)です。
知的障害児に絵記号を使ったAAC(拡大・代替コミュニケーション)を導入するときの考え方を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 優先順位が低い事項です。
絵記号の大きさは、主に視覚障害や手の運動障害があるときに調整する事項です。
知的障害児の導入時に最初に考える事項ではありません。
2:× 優先順位が高い事項です。
知的障害児は抽象的な記号の理解が難しいため、実物に近い具象性の高い絵記号を選びます。
3:× 優先順位が高い事項です。
本人の生活でよく使い、なじみのある親密度の高い語彙から導入します。
4:× 優先順位が高い事項です。
AACは日常のさまざまな場面で使えなければ定着しないため、持ち運びやすさは重要です。
5:× 優先順位が高い事項です。
最初は少ない数の絵記号から始め、理解に応じて増やしていくことが大切です。
【ポイント】
知的障害児へのAAC導入では、記号のわかりやすさと語彙の選択、使う機会の確保が中心になります。
運動障害や視覚障害がある場合は、大きさや配置などの物理的な条件も調整します。
【用語】
絵記号:ことばの代わりに意味を伝える、絵やイラストで表された記号である。
具象性:絵記号がその意味を、どれだけ見てわかりやすく表しているかの度合いである。
コミュニケーションエイド:コミュニケーションを補助する、道具や機器の総称である。
親密度:そのことばがどのくらい身近でなじみがあるか、という度合いである。