正解を3つ選んでください。
正答1・2・4
解説
正解は1と2と4です。
この問題は吃音の中核症状でないものを選ぶので、○ が答えです。
中核症状とは、吃音に特徴的な非流暢性そのものを指します。
【選択肢別解説】
1:○ 挿入は「えーと」などの不要な語や音をはさむもので、中核症状ではありません。
話し始めのきっかけにする工夫として現れる二次的な行動です。
2:○ 回避は、どもりそうな語や場面を避けるもので、中核症状ではありません。
吃音への予期や不安から生じる二次的な行動です。
3:× 阻止(ブロック)は中核症状です。
発話の途中で音が出ずに詰まってしまう状態です。
4:○ 語句の繰り返しは中核症状ではありません。
「きのう、きのうね」のような語句単位の繰り返しは、吃音のない人にもみられる非流暢性です。
5:× 引き伸ばしは中核症状です。
「さーーかな」のように語の一部の音を長く伸ばす状態です。
【ポイント】
中核症状は、音や音節の繰り返し、引き伸ばし、阻止の3つです。
随伴症状(体の動き)や工夫・回避は、二次的な症状として区別します。
【用語】
吃音:話し始めの音の繰り返しや引き伸ばし、詰まりなどにより、なめらかに話せなくなる発話の障害である。
中核症状:吃音に特徴的な、音の繰り返し、引き伸ばし、ブロックなどの非流暢性そのものを指す。
阻止(ブロック):発話の途中で音が出ずに詰まってしまう吃音の症状である。
回避:どもりそうな語や場面を避ける行動で、吃音の二次的な行動の一つである。
挿入:話の途中に「えーと」などの不要な語や音を差し込む行動である。
随伴症状:吃音が出るときに伴う、顔をしかめる、手足を動かすなどの身体の動きである。