正答4
解説
正解は4です。
この問題は知能検査でないものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:× WAIS-III(ウェクスラー成人知能検査第3版)は成人用の知能検査です。
言語性IQ、動作性IQ、全検査IQなどを算出します。
2:× グッドイナフ人物画検査は、人物を描かせて精神年齢や知能指数を推定する検査です。
言語を用いずに実施できる知能検査です。
3:× コース立方体組み合わせテストは、色のついた積み木で模様を作らせる検査です。
言語を用いない知能検査で、失語症のある人の評価にも用いられます。
4:○ 東大式エゴグラム(TEG)は知能検査ではなく、性格検査です。
交流分析の理論に基づき、5つの自我状態を質問紙で測定します。
5:× レーヴン色彩マトリックス検査は、図形の欠けた部分に合うものを選ぶ検査です。
推理能力をみる非言語性の知能検査で、失語症の評価にも用いられます。
【ポイント】
言語聴覚士の臨床では、言語を用いない知能検査(コース立方体、レーヴン)が重要です。
言語障害の影響を受けずに知的能力を推定できるためです。
【用語】
WAIS-Ⅲ:ウェクスラー成人知能検査の第3版で、成人の知能を言語性と動作性の両面から測る検査である。
コース立方体組み合わせテスト:色分けされた立方体を並べて模様を作らせ、言語に頼らず知能を測る検査である。
東大式エゴグラム:質問紙により、自我状態の5つの側面のバランスから性格の特徴を調べる検査である。
レーヴン色彩マトリックス検査:欠けた図形に合う部分を選ばせ、言語を使わずに推理力をみる検査である。
グッドイナフ人物画検査:人物画を描かせ、描かれた身体部位などから知的発達の水準を推定する非言語性の検査である。