正解を3つ選んでください。
正答2・3・5
解説
正解は2と3と5です。
吃音のある幼児の親への環境調整の助言を問う問題です。
幼児期の吃音では、話すことへの負担を減らし、安心して話せる環境を整えることが基本です。
【選択肢別解説】
1:× 幼児期に発症した吃音は、自然に回復する割合が高いことが知られています。
「良くならない」と説明するのは不正確で、親の不安を強めるため不適切です。
2:○ 親がゆっくり落ち着いて話を聞くと、子どもは焦らずに話せます。
親がゆっくり話すことは、話し方の手本にもなります。
3:○ 心配そうな顔をすると、子どもは吃ることが悪いことだと感じ、話すことに不安を持ちます。
表情に出さずに話の内容に関心を向けることが大切です。
4:× 質問をたくさんすると、答えなければならないという負担が増え、吃音が出やすくなります。
質問は減らし、子どものペースで話せるようにします。
5:○ 「ゆっくり言いなさい」などの注意は、話し方への意識を強め、緊張を高めます。
話し方を直そうとする注意はしないよう助言します。
【ポイント】
幼児の吃音への対応は、話す負担を減らし、話す楽しさを守る環境調整が中心です。
親には、話し方ではなく話の内容に耳を傾けるよう伝えます。
【用語】
吃音:音の繰り返しや引き伸ばし、阻止によって、発話の流暢さが妨げられる状態である。
環境調整:家族や周囲の関わり方を整えて、子どもが話しやすい環境をつくる支援である。