正答1
解説
正解は1です。
成人の吃音の評価では、目に見える症状だけでなく、本人の気持ちや態度、生活上の困難も含めて多面的に把握します。
この問題は確認の必要性が低いものを選ぶので、○ が答え(必要性が低い項目)です。
【選択肢別解説】
1:○ 必要性が低い項目です。
話声位は、話すときの普段の声の高さで、音声障害の評価で確認する項目です。
吃音の評価で確認する必要性は低いです。
2:× 必要な項目です。
繰り返し・引き伸ばし・ブロックなどの中核症状と、それに伴う随伴症状の種類や頻度を評価します。
3:× 必要な項目です。
電話や自己紹介など、吃音が出やすい場面や避けている場面を把握し、支援の目標を立てます。
4:× 必要な項目です。
吃音についての正しい知識を持っているかを確認し、誤解があれば情報提供を行います。
5:× 必要な項目です。
話すことへの不安や回避などのコミュニケーション態度は、成人の吃音で生活に大きく影響するため評価します。
【ポイント】
成人の吃音では、症状の軽重よりも、話すことへの不安や回避が生活の質を左右することが多いです。
評価には吃音検査法のほか、コミュニケーション態度の質問紙などを用います。
【用語】
吃音:音の繰り返しやひき伸ばし、言葉が出ない状態などを特徴とする話し方の障害である。
話声位:日常の会話でふだん使っている声の高さのことで、音声の検査で測定される。
吃音症状:音の繰り返し、引き伸ばし、ブロックなどの、吃音で現れる話し方の特徴である。
コミュニケーションに対する態度:話すことに対する不安や回避など、話し手の気持ちや構えのことである。