正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
知能や認知の検査のうち、結果を知能指数(IQ)として表すものを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ WPPSI(ウェクスラー幼児用知能検査)は幼児向けのウェクスラー式知能検査で、全検査IQなどが算出されます。
2:× K-ABC(カウフマン式心理・教育アセスメントバッテリー)は、認知処理能力と習得度を分けて測る検査です。
結果は認知処理過程尺度などの標準得点で表し、IQとはしません。
3:× ITPA(言語学習能力診断検査)は、言語学習能力を回路・過程・水準の観点から評価する検査です。
結果は言語学習年齢や評価点のプロフィールで表します。
4:× DN-CAS(認知評価システム)は、ルリアの理論に基づくプランニング・注意・同時処理・継次処理の4つの認知機能を測る検査です。
結果は各尺度の標準得点で表し、IQとはしません。
5:○ コース立方体組み合わせテストは、色のついた立方体で模様を作る非言語性の知能検査です。
精神年齢を求め、そこからIQを算出します。
【ポイント】
コース立方体組み合わせテストは言語を使わないため、失語症者や聴覚障害者の知能評価にも用いられます。
K-ABCやDN-CASは「認知処理の特徴をみる検査」と整理しましょう。
【用語】
IQ:知能検査の結果を、同年齢の平均との比較で表した知能指数である。
WPPSI:ウェクスラー式の幼児用知能検査で、就学前後の幼児の知能を測定する。
K-ABC:カウフマンらによる子ども用の検査で、認知処理能力と習得度を分けて測定する。
ITPA:言語学習能力診断検査で、言語の各側面の能力の個人内差を調べる検査である。
DN-CAS:認知評価システムで、プランニングや注意などの認知処理の特徴を調べる検査である。
コース立方体組み合わせテスト:色分けされた立方体を見本の模様どおりに組み合わせて、非言語的な知能を測る検査である。