正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
測定値の尺度は、名義尺度・順序尺度・間隔尺度・比率尺度の4つに分けられます。
数値にどのような計算が許されるかで区別します。
【選択肢別解説】
1:○ 正しい組み合わせです。
ID番号は個人を区別する名前の代わりにすぎず、大小や差に意味がないので名義尺度です。
2:× 交互反復運動の回数は、0回という絶対的な原点があり、2倍・半分といった比も意味を持つので比率尺度です。
順序尺度ではありません。
3:× 反応時間は、0秒という絶対的な原点があり比が意味を持つので比率尺度です。
間隔尺度ではありません。
4:× セルシウス温度の0℃は水が凍る温度を便宜的に決めたもので、熱がない状態ではありません。
差には意味がありますが比には意味がないため間隔尺度です。
5:○ 正しい組み合わせです。
歩行距離は0mという絶対的な原点があり、「2倍の距離」という比が意味を持つので比率尺度です。
【ポイント】
名義は区別だけ、順序は大小、間隔は差、比率は比まで意味を持つと整理します。
「0が『無い』を意味するか」が間隔尺度と比率尺度を分ける決め手です。
【用語】
名義尺度:対象を区別して分類するためだけに数字を割り当てる、測定の尺度である。
順序尺度:大小や順序の関係のみに意味があり、間隔には意味がない測定の尺度である。
間隔尺度:目盛りの間隔が等しく、差に意味があるが、ゼロが絶対的な無を示さない測定の尺度である。
比率尺度:間隔が等しく、ゼロが絶対的な無を示し、比に意味がある測定の尺度である。
反応時間:刺激が与えられてから反応が起こるまでの時間のことである。