正答2
解説
正解は2です。
活性化拡散モデル(コリンズとロフタス)は、意味記憶をノード(結節点)とリンク(連結)からなるネットワークとして表すモデルです。
ある概念が活性化すると、その活性化がリンクを通って関連する概念に広がると考えます。
【選択肢別解説】
1:× ノード間の距離(リンクの長さ)は一定ではありません。
意味的な関連が強い概念ほど短いリンクで近くに置かれます。
2:○ 正しい記述です。
ネットワークのノードには「鳥」などの概念と、「飛ぶ」「赤い」などの属性が表され、リンクで結ばれます。
3:× 活性化するのはノード(概念)です。
リンクは活性化が伝わる通り道です。
4:× 拡散するのは活性化であり、知識ネットワークそのものが広がるわけではありません。
5:× 階層構造をなすとしたのは、先行するコリンズとキリアンの階層的ネットワークモデルです。
活性化拡散モデルは厳密な階層構造を仮定せず、意味的な近さで概念を配置します。
【ポイント】
「医者」を見たあと「看護師」の判断が速くなる意味的プライミングは、活性化拡散モデルでよく説明されます。
階層モデルと活性化拡散モデルの違いが頻出です。
【用語】
活性化拡散モデル:ある概念が活性化すると、結びついた別の概念へ活性化が広がるとする記憶のモデルである。
ノード:知識ネットワークで概念などを表す結び目にあたる単位である。
リンク:知識ネットワークでノード同士を結びつける線にあたる関係である。
知識ネットワーク:概念を結び目、その関連を線として表した、頭の中の知識の構造モデルである。