正答3
解説
正解は3です。
知能指数の算出方法や、言語発達の検査で得られる指標の意味を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 知能指数(IQ)は(精神年齢÷生活年齢)×100で算出します。
分子と分母が逆です。
2:× PVT-Rの語彙年齢は、聞いた語に合う絵を選ぶ課題から求めるもので、理解語彙の発達レベルを示します。
表出語彙ではありません。
3:○ 偏差知能指数は、同じ年齢集団の平均を100、標準偏差を15(または16)として、本人の成績が集団の中でどの位置にあるかを示します。
4:× LCスケール(言語・コミュニケーション発達スケール)は、言語表出・言語理解・コミュニケーションを評価する検査です。
PASS理論に基づくのはDN-CAS認知評価システムなどです。
5:× 言語学習年齢(PLA)はITPA言語学習能力診断検査の結果を示す指標です。
DN-CASではPASSの4つの認知機能の標準得点を求めます。
【ポイント】
PASS理論は、プランニング(P)・注意(A)・同時処理(S)・継次処理(S)の4つで認知機能を捉える理論です。
比率IQと偏差IQの違いも頻出です。
【用語】
知能指数:精神年齢を生活年齢で割って100を掛けた指数で、知能の発達の程度を示す。
語彙年齢:語彙検査の得点が、何歳の子どもの平均に相当するかを示した年齢である。
LCスケール:言語・コミュニケーション発達スケールの略称で、言語表出・理解・コミュニケーションを評価する検査である。
PASS理論:知能を計画・注意・同時処理・継次処理の4つの認知機能でとらえる理論である。
言語学習年齢:ITPAの結果から算出される、言語学習能力の発達水準を年齢で表したものである。