正解を3つ選んでください。
正答1・4・5
解説
正解は1と4と5です。
6歳の子どもの言語発達障害を診断するには、知的水準と言語の発達水準を評価する必要があります。
診断に必要な検査と、特定の機能を詳しく調べる検査を区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:○ WISC-Ⅳは5歳から16歳を対象とする知能検査です。
知的障害の有無や認知の偏りを調べるのに必要です。
2:× フロスティッグ視知覚発達検査は視知覚の発達を調べる検査です。
読み書きの困難などが疑われるときに追加で用いるもので、言語発達障害の診断に必須ではありません。
3:× Reyの複雑図形テストは、図形の模写と再生で視覚構成能力や視覚性記憶をみる検査です。
言語発達障害の診断に必須の検査ではありません。
4:○ PVT-R(絵画語い発達検査)は、4枚の絵から聞いた語に合う絵を選ばせて理解語彙の発達を測る検査です。
言語の発達水準を評価するのに必要です。
5:○ 〈S-S法〉言語発達遅滞検査は、記号形式と指示内容の関係から言語の発達段階を評価する検査です。
言語発達障害の診断と訓練の方針決定に用います。
【ポイント】
言語発達障害の評価では、知的発達(WISCなど)と言語発達(PVT-R、S-S法、LCスケールなど)を組み合わせて全体像をつかみます。
【用語】
WISC-Ⅳ:ウェクスラー式の児童用知能検査の第4版で、全体的な知的水準と認知の特性を評価する。
フロスティッグ視知覚発達検査:視知覚の発達を、視覚と運動の協応や図形と素地の知覚などの5つの面から調べる検査である。
Reyの複雑図形テスト:複雑な図形を模写し、のちに再生させて、視覚構成能力と視覚性記憶を調べる検査である。
S-S法:記号形式と指示内容の関係に着目して、子どもの言語記号の発達段階を評価する検査である。